ANNUAL LIVING COST CHECKER

年間生活費チェッカー

家計簿は要りません。源泉徴収票(個人事業主の方は確定申告書)と預金残高から、1年間で実際に使ったお金を逆算します。そのあと費目を書き出して、書き出せていない支出がどれだけあるかを見くらべます。会社員・個人事業主のどちらにも対応しています。

対象の年:—
本ツールは概算金額の試算です。入力された数値のみをもとに計算しており、税額・社会保険料の判定は行っていません。実際の家計の状況とは異なる場合があります。

はじめに|このツールの考え方(30秒でわかる)

1年間で使ったお金は、レシートを集めなくてもわかります。入ってきたお金から、残ったお金を引くだけです。使いみちまではわかりませんが、金額そのものは正確につかめます。
そのうえで費目を書き出し、ふたつの差=書き出せていない支出を見つけるのが、このツールの狙いです。

入ってきたお金
手取り収入 + その他の入金
会社員:給料の額面から社会保険料と税金を引いた額
個人事業主:事業から家計に回せた現金
+ 児童手当・還付金など給与以外の入金
残ったお金
1年で増えた資産
預金の増減
+ 積立にまわした額
1年間で使ったお金
これを費目の合計と見くらべます

参考:資産形成ハンドブック P.36「収入と支出をざっくり把握する方法(会社員)」、P.40「確定申告書等から手取り収入を確認(個人事業主)」、P.49〜51「支出を確認しましょう!」(無料でダウンロードできます)

いま表示されている数字にはサンプルが含まれています。ご自身の数字に置き換えてお使いください。

STEP 1 いくら使った? - 源泉徴収票と通帳から逆算します

家計簿は要りません。用意するのはお手元の書類と、通帳の残高2つだけです。まず、だれの分をどの年で計算するかを決めます。

はじめる前に|だれの分を、どの年で計算しますか

配偶者の収入も入力する
本人の働き方
選ぶと、この先の説明がすべてその年の表示に変わります。
入力する預金残高は 12月末と 12月末の2つです。

手元に用意するもの

チェックは書類を集めるときの目印です。ページを閉じると消えます。

源泉徴収票のどこを見る?

書き写すのは3か所だけです。①支払金額②社会保険料等の金額③源泉徴収税額
④の住民税は源泉徴収票には載っていません(決定通知書か給与明細から入れます)。

令和7年分 給与所得の源泉徴収票 ↑ ここが対象の年と同じかご確認ください 支払を受ける者 住所・氏名 種別 給与・賞与 支払金額 4,000,000 1 給与所得控除後の金額 所得控除の額の合計額 源泉徴収税額 65,000 3 社会保険料等の金額 600,000 2 生命保険料の控除額 地震保険料の控除額 住宅借入金等特別控除の額 支払者 勤務先の住所・名称
緑で囲んだ3か所だけを、下の①②③にそのまま書き写してください。グレーの欄は使いません。金額はサンプルです。
※ 配置は様式のイメージです。お手元の用紙とは細部が異なる場合があります。
いちばん上の「令和年分」が、いま選んでいる対象の年と一致しているか確かめてください。ちがう年の紙をお持ちの場合は、上の「対象の年」を選びなおします。あとで入力する預金残高は、12月末と12月末の2つです。
④ 住民税は、源泉徴収票には載っていません。
探しても見つからないのが正常です。住民税決定通知書の年税額を書き写すのがいちばん簡単で、手元にない場合は給与明細から計算できます。
住民税 決定通知書 (特別徴収税額の決定・変更通知書) 給与収入 所得控除合計 特別徴収税額(年税額) 175,000 4 この年税額を、そのまま入力します 毎年5〜6月ごろ、勤務先から配られます
まずはこちら。年税額をそのまま④に書き写すだけです(6月〜翌年5月の金額なので、暦年とはわずかにずれます)。
給与明細(1か月分) 控除額 健康保険料10,080 厚生年金保険料18,300 雇用保険料1,000 所得税3,700 住民税 14,600 4 この金額 × 12か月 = 1年間の住民税
通知書が手元にない場合はこちら。6月に金額が変わるので、1月・6月・7月の3か月分を下の欄に入れると、その年に実際に引かれた額が出ます。
入力内容はこのページのURLに自動保存されています。同じURLを開けば続きから再開できます(URLに金額が含まれる点にご注意ください)。 コピーしました

1年間の手取り収入

本人

①②③は源泉徴収票から書き写し④の住民税だけは住民税決定通知書(無ければ給与明細)から入れます。計算はこちらで行うので、書き写すだけで大丈夫です。

1必須源泉徴収票の「支払金額」。賞与も含んだ、引かれる前の金額です
2源泉徴収票の「社会保険料等の金額」
3源泉徴収票の「源泉徴収税額」
4住民税決定通知書の「特別徴収税額(年税額)」をそのまま書き写してください
通知書は毎年5〜6月ごろ、勤務先から配られる横長の紙です。手元にない場合は、下のボタンから給与明細で計算できます。
給与明細から求める場合は、こちらに入れると上の欄へ年額が自動で入ります。住民税は毎年6月に切り替わるので、の1月・6月・7月の明細から3つ書き写すと、その年に実際に引かれた額がちょうど出ます。
1〜5月の月額×5か月 + 6月分 + 7〜12月の月額×6か月(合計12か月)。端数がまとまる6月だけ金額が違うので、6月は単月で入れます。
年額(自動計算)
本人の手取り収入
世帯の手取り収入
給与明細の「差引支給金額」は使いません。財形や持株会などの天引きも引かれた後の金額なので、あとで二重に差し引くことになってしまいます。
5児童手当・副業収入・還付金・保険の満期金・贈与・資産を売ったお金など
給料以外に口座へ入ったお金です。ここが空欄だと、その分「使ったお金」が少なく出ます。児童手当だけでも、子ども2人なら年24万円ほどになります。
入ってきたお金(手取り+その他)

1年間で、いくら残った?

1月〜12月 = 源泉徴収票の1年分 12月末 12月末 預金残高 ① はじまり 預金残高 ② おわり ②−① = 1年間で増えた預金
どの口座を数える? ①と②で同じ範囲にそろえることがいちばん大切です
  • 給与の振込口座(複数に分けている場合は全部
  • 生活費を引き落とす口座、貯蓄用の口座(同じ銀行の定期預金も)
  • ネット銀行・ゆうちょ銀行
  • 配偶者の収入も入力する場合は、配偶者の口座
証券口座の待機資金や電子マネーの残高は、含めても含めなくても構いません。ただし2つの時点で同じ扱いにしてください。
⚠️給与口座だけを数えると、そこから貯蓄用口座へ移したお金が「使ったお金」に化けます。月3万円の振替なら、年36万円ぶん支出が多く出ます。口座間の移動は支出ではないので、まとめて数えれば相殺されます。
必須対象の年が始まる直前の残高です
必須源泉徴収票と同じ年の12月末の残高です
NISA・iDeCo・財形・持株会・貯蓄型の保険など
積み立てた金額(拠出額)だけを入れます。値上がり・値下がりは含めません。
該当がなければ空欄のままで構いません。ひとつでも入力すると、上の欄に合計が自動で入ります。
積立の種類
年額(円)
月額(円)
内訳の合計(年額)0 円
1年間で残ったお金

STEP 2 何に使った? - 費目を6つに分けて書き出します

正確でなくて構いません。ざっくりで、わかるところから埋めてください。年額と月額は、どちらか片方に入れればもう一方が自動で計算されます。

書き出す前に|ここに入れないもの

この2つは、支出に入れないでください
  • 貯蓄や投資にまわしたお金(つみたてNISA・iDeCo・財形・持株会・預金への振替)
    STEP 1 の「積立にまわした額」で入力済みです。ここにも書くと二重に数えてしまいます。
  • 給与から天引きされる所得税・住民税・社会保険料
    STEP 1 の手取り収入の計算で、すでに差し引いています。
まぎらわしいもの:自分で納める固定資産税は住居費自動車税はまとまった出費に入れてください。こちらは手取りから払っているお金なので、支出として数えます。
毎月かかるお金(基本生活費)
食費・外食日用品水道光熱費スマホ・ネットNHK受信料サブスクガソリン代・駐車場代医療費・薬美容院・衣服趣味・娯楽おこづかい交際費ペット費用新聞・書籍
年に数回のまとまった出費(特別生活費)
旅行帰省冠婚葬祭お中元・お歳暮誕生日・記念日家電の買い替え家具車検・タイヤ交換自動車税年払いの会費ふるさと納税予備費
住居費
家賃住宅ローン返済管理費・修繕積立金固定資産税更新料リフォーム費用
保険料
生命保険医療保険がん保険火災保険地震保険自動車保険
※ 個人年金保険や学資保険など、満期に戻ってくるタイプは保険料ではなく、STEP 1 の「積立にまわした額」に入れてください。
教育費
学費・授業料給食費教材費塾・習いごと部活動費通学定期
支出に入れないもの
つみたてNISAiDeCo・企業型DC財形貯蓄持株会預金への振替天引きの所得税天引きの住民税健康保険料厚生年金保険料雇用保険料
入力内容はこのページのURLに自動保存されています。同じURLを開けば続きから再開できます(URLに金額が含まれる点にご注意ください)。 コピーしました

1年間の支出を書き出す

上から順に、記入しやすいものから並んでいます。わかるところだけ埋めて、下にいくほどラフで構いません。

入力する単位
家計簿や通帳の感覚のまま「円」で入力できます。いつ切り替えても、入力済みの金額はそのまま引き継がれます。切り替わるのは下の表の入力欄だけで、結果・グラフ・引き継ぎ表は万円で表示します。
支出項目
年額(万円)
月額(万円)
旅行・帰省・冠婚葬祭・家電の買い替え・車検など、毎月ではないけれど毎年どこかで必要になるお金と、予備費。
忘れやすい費目です。思い出せる範囲で入れておくと、STEP 3 の差が小さくなります。
食費・日用品・水道光熱費・通信費・ガソリン代・美容・趣味など、毎月出ていくお金。
家賃・保険料・学費はここではなく、上の専用の欄に入れてください。
1年間の支出 合計

よくある忘れ物チェック

チェックを入れると、上の表にその費目の行が追加されます。金額は思い出せる範囲で構いません。
すでに書いた費目にチェックを入れても、行は増えません。

ここに無いものでも、思い当たるものは「+ 使いみちを追加」で自由に足せます。金額を入れた行は、チェックを外しても消えません。

STEP 3 見くらべる - ふたつの差を確認します

STEP 1 で逆算した「実際に使った額」と、STEP 2 で書き出した「費目の合計」の差が、把握できていない支出です。

STEP 1・STEP 2 の入力もすべて含まれます。ブックマークすれば来年の入力時に見返せますし、ご家族やFPへの共有にも使えます。URLに金額が含まれる点にご注意ください。
使い方と計算条件:
手取り収入(会社員)=支払金額 −社会保険料等の金額 −源泉徴収税額 −住民税。前の3つは源泉徴収票、住民税は住民税決定通知書または給与明細で確認します(源泉徴収票の「源泉徴収税額」は所得税のみで、住民税は含まれません)。
手取り収入(個人事業主)=事業所得(営業等)+青色申告特別控除 +減価償却費 −事業での設備投資 −社会保険料控除 −所得税及び復興特別所得税 −住民税 −個人事業税 −消費税(税抜経理の場合)。資産形成ハンドブック P.40 と同じ考え方です。事業所得は売上から必要経費を引いた「税金を計算するための数字」で、現金の動きとは一致しません。そこで、お金が出ていかない青色申告特別控除と減価償却費を足し戻し、経費にならないのに現金が出ていく設備投資を引くことで、「事業から家計に回せた現金」にそろえています。働き方は本人・配偶者それぞれに選べます。
個人事業主モードの注意:①預金残高には事業用の口座も必ず含めてください(含めないと、事業に残した利益が「使ったお金」に化けます)。②事業所得は発生主義なので、年末に売掛金や在庫が増減した年事業用の借入や返済があった年は、その分だけ差が出ます。これは記入もれではありません。③自宅兼事務所などで家事按分している方は、経費にした分を除いて STEP 2 に書いてください。④「小規模企業共済等掛金控除」(⑭)は手取りから引かず、STEP 1 の「積立にまわした額」に入れます(iDeCo・小規模企業共済は積立のため)。⑤消費税は税抜経理の方だけ入力します(税込経理では租税公課として必要経費に入っており、すでに事業所得から引かれています)。⑥申告書の欄番号は年によって変わることがあります。番号が合わないときは欄の名前でお探しください。
金額の単位:STEP 1 の入力欄と「手取り収入を求める」内訳表は、源泉徴収票・確定申告書の紙と1対1で突き合わせられるようのままにしています。結論・グラフ・STEP 3 は、資産形成ハンドブック P.49〜51 やライフプランシミュレーションと同じ万円で表示します。STEP 2 の入力欄だけは円と万円を切り替えられます(家計簿や通帳の感覚のまま入力できるようにするためで、切り替えても入力済みの金額はそのまま引き継がれ、結果の表示は万円のままです)。
入ってきたお金=手取り収入 +給与以外の入金(児童手当・還付金・副業収入・保険の満期金・贈与・資産を売ったお金など)。給与以外の入金を入れ忘れると、その分だけ「使ったお金」が少なく出ます。
1年間で使ったお金(年間支出)12月末の預金残高 +入ってきたお金 −12月末の預金残高 −預金以外の年間積立額。使いみちはわからなくても「1年間でいくら使ったか」がわかります。
1年間で残ったお金(資産形成額)=入ってきたお金 −年間支出=(末の預金残高 −末の預金残高)+預金以外の年間積立額。
・源泉徴収票の「社会保険料等の金額」に内書き(小規模企業共済等掛金=iDeCo・企業型DCマッチング拠出)がある場合、そのままだと「積立にまわした額」と二重に差し引かれます。②の下のチェックを入れて内書きの金額を入力すると、手取りの計算に戻します。給与天引き・口座振替のどちらも対象です。
・年末調整で申告した国民年金保険料・国民健康保険料も②に含まれますが、こちらは戻しません。生活費ではない現金支出なので、手取りから引いたままにしておくのが正しい扱いです。
・このため、給与手取り計算シミュレーターの「手取り」とは、自分で納めた社会保険料がある場合に金額が異なります。あちらは「給与から引かれたお金だけ」を差し引くのに対し、ここでは「生活費ではない支出」も差し引いているためです。
・住民税は6月〜翌年5月の12回で徴収され、毎年6月に金額が切り替わります。このツールが必要としているのは対象の年の1月〜12月に実際に支払った額なので、給与明細から「1〜5月の月額×5 + 6月分 + 7〜12月の月額×6」で求めます(合計12か月)。住民税決定通知書の年税額は6月〜翌年5月の金額なので、暦年とは少しずれます。自分で納付書で払っている場合(普通徴収)は、その年に納めた納付書の合計を入れてください。
・同じ住民税でも、給与手取り計算シミュレーターとは求め方が違います。あちらが知りたいのは「その年の所得にかかる住民税」(翌年6月から引かれる分)、こちらが知りたいのは「その年に払った住民税」です。問いが違うので、方式が違って正解です。
ふるさと納税の寄附金は、寄附した年の支出(まとまった出費)として数えます。翌年の住民税が下がる形で戻ってきますが、この年の現金支出であることに変わりはありません。
・給与明細の「差引支給金額」から手取りを求めると、財形・持株会・団体保険などの天引き分を二重に差し引くことになります。必ず源泉徴収票の「支払金額」から計算してください。
・預金残高は家族全員・全口座の合計で、2つの時点で同じ範囲にそろえてください。証券口座の待機資金をどちらに数えるかは、両年で統一されていれば問題ありません。
・預金以外の年間積立額は拠出額ベースで入力します(評価損益は含めません)。給与天引きのものも含めます。
・住宅ローンの元金返済は、資産形成ハンドブック の分類にあわせて「住居費」(支出)として扱っています。
・STEP 2 の記入欄は記入しやすい順(住居費・保険料・教育費 → まとまった出費 → 毎月かかるお金 → その他)に並べています。資産形成ハンドブック P.51のシートとは順番が異なりますが、グラフと引き継ぎ表はP.49の分類順(基本生活費・特別生活費・住居費・保険料・教育費・その他)で表示します。
・積み上げ側の月額は年額÷12、年額は月額×12で相互に計算しています。合計の月額は年額の合計を12で割った値です。
・書類の図は配置のイメージであり、実際の様式とは細部が異なります。金額はすべてサンプルです。
・本ツールは概算の試算であり、税額や社会保険料の判定は行っていません。個別の判断は専門家にご相談ください。