PREPAYMENT vs INVESTMENT

繰上返済vs投資シミュレーター

使う予定のないお金を、住宅ローンの繰上返済に回すか、投資に回すか。完済後に浮く返済額の運用・住宅ローン控除・投資の税金・団体信用生命保険まで含めて、同じ時点の純資産で比べます。「年何%で運用できれば投資が有利になるか」という損益分岐利回りも計算します。

住宅ローン控除は2022〜2030年入居に対応(令和8年度税制改正を反映)。

本ツールは概算金額の試算です。運用利回りは一定と仮定した仮の数字であり、将来の成果を保証するものではありません。どちらを選ぶべきかを判定するものではなく、判断材料としての数字と損益分岐点をお示しするものです。専門家への相談とあわせてご検討ください。
はじめに|2つの案の比べ方(30秒でわかる)

同じ手元資金と、同じ毎月のお金を、2つの使い道に投じます。比べるのは、同じ時点の純資産(= 金融資産〈貯金や投資などのお金〉− ローン残高)です。

繰上返済
ローンを繰り上げて返す
手元資金+毎月の余剰を返済に
利息が減る効果は確定。
ただし返したお金は戻せません
完済したら
浮いた返済額をまるごと投資へ
VS
投資
ローンは約定どおり返す
手元資金+毎月の余剰は全額投資へ
利回りは不確実。
元本割れもありえます
同じ時点の
純資産で比べる
= 金融資産(貯金や投資)− ローン残高
比較時点は「繰上返済しなかった場合の完済予定日」に揃えます。ここで揃えないと、繰上返済プランが完済後に運用できる期間が消えてフェアな比較になりません。返済額軽減型を選んだ場合も、軽くなった分は投資に回すものとして計算します。

入力した内容はこの画面の中だけにあり、URLには自動で書き込みません。上のボタンを押したときだけ、入力内容を埋め込んだURLが作られてコピーされます(住宅ローンの残高や手元資金の金額も含まれますので、共有先にはご注意ください)。サーバーには何も送信されません。このページを閉じたり再読み込みすると、入力した内容は残りません。あとで開き直したいときは、上のボタンでURLをコピーして保存しておいてください。

1住宅ローンの条件
借入残高(現在)必須
万円
残りの返済期間必須
年単位で計算します(端数の月は四捨五入)。
金利(年率)
金利タイプ
金利上昇の想定(任意)
「◯年目から△%」を追加できます。変動金利の上昇リスクを織り込むための欄です。上のボタンは、いま入力されている金利を基準にまとめて入れます。
5年ルール・125%ルールは織り込んでいません。金利が上がったら、その分だけ毎月の返済額もすぐ増えるものとして計算します。これらのルールがあるローンでは、実際には返済額の増加が先送りされ、そのぶん元金の減りが遅くなります(利息の総額はむしろ増えます)。
返済方式
住宅ローン控除要選択
控除を受けている期間中は、繰上返済の効果がその分小さくなります。結論が変わることがあるので選んでください。
入居年
住宅の種類
住宅の省エネ区分
2027年末までに建築確認を受けたまたは登記簿上の建築日付が2028年6月30日以前。該当すると経過措置(限度額2,000万円・控除期間10年・上乗せなし)の対象
災害レッドゾーン内の新築土砂災害特別警戒区域・地すべり防止区域・急傾斜地崩壊危険区域・浸水被害防止区域・災害危険区域
子育て世帯・若者夫婦世帯19歳未満の扶養親族がいる、または夫婦のいずれかが40歳未満
当初の借入年月
当初の借入期間
残りの返済期間より短くはできません
控除できる税額の上限(年・任意)
万円
空欄なら「限度額いっぱいまで控除できる」と仮定します。所得税額が小さい方は実際の控除額がこれより少なくなります。
団信の保障を考慮する万一のときに残された家族の資産を比べます
2投資の条件
想定利回り(年率・中位)
投資する口座
悲観シナリオ
楽観シナリオ
3回せるお金
いま回せる手元資金
万円
生活防衛資金や、数年以内に使う予定のあるお金を除いた金額を入れてください。
手元資金を入れる時期
年目
残りの返済期間より後には入れられません
毎月回せる余剰資金
万円
毎月いくら余るか分からないときは、先に家計を把握できます。→ 年間生活費チェッカーかんたんキャッシュフロー表
生活防衛資金要選択
上の「回せるお金」とは別に、生活費の6ヶ月〜1年分を現金で持てているかどうかです。繰上返済も投資も、ここが先です。
繰上返済の方式
返済額軽減型を選んだ場合、毎月軽くなった分も投資に回すものとして計算します。使ってしまうと比較が成り立たないためです。
繰上返済のタイミング
金融機関によっては、一部繰上返済に最低金額(1万円以上・10万円以上など)や受付単位があり、毎月の少額返済を受け付けないことがあります。毎月方式で良い結果が出たときは、実際に毎月できるかをご確認のうえ、「年1回まとめて」も試してみてください。
繰上返済手数料(1回あたり)
このツールについて

「ローン金利より期待利回りが高ければ投資」という比べ方は、次の4点を落としています。本ツールはこれを全部入れて計算します。

  • 1完済後に浮くお金を数える。繰上返済すると返済が早く終わり、そのあとは返済額まるごとが投資に回せます。ここを数えないと繰上返済が不当に低く出ます。
  • 2住宅ローン控除を引く。控除期間中は年末残高の0.7%が戻るため、低金利なら実質金利がマイナスになることも。繰上返済で返済期間が10年未満になると控除そのものが打ち切られます。
  • 3税引後で見る。繰上返済の利息軽減は非課税かつ確定。投資は課税口座なら20.315%引かれます(NISAなら非課税)。
  • 4団体信用生命保険を織り込む。繰上返済は、万一のときに消えるはずだった債務を自腹で先に消す行為でもあります。
プライバシー:入力内容はお使いのブラウザの中だけで計算され、どこにも送信・保存されません(Cookie・localStorage も使っていません)。
この条件での結論
計算中…
利回りが変わったらどうなるか
投資の金額は利回り次第で大きく動きます。繰上返済の金額も動きますが、振れ幅はずっと小さくなります。繰上返済しても、完済後は浮いた返済額を投資に回すためです。
結果のポイント
純資産の推移
繰上返済(中位) 投資(中位) 繰上返済の振れ幅 投資の振れ幅 預金のまま(年0%)
縦軸は純資産(= 金融資産〈貯金や投資などのお金〉− ローン残高)。帯はのときの範囲です。
グラフをタップ(パソコンならマウスを載せる)すると、その時点の数字を読めます。
途中の時点で見る
損益分岐利回り投資が繰上返済に追いつくのに必要な利回り
数字に出ない7つの違い
計算では表せませんが、判断には効きます。数字が拮抗しているときは、こちらで決めてください。
繰上返済投資
確実性利息が減る効果は確定。ブレない想定した利回りは実現しない可能性がある
流動性返したお金は戻せない。借り直すには審査が要るいつでも売却して現金化できる
団信万一のときに消える借金が減る(保障が薄くなる)借金は団信で消え、資産はそのまま残る
精神面借金が減る安心感。相場を見なくてよい値動きに耐える必要がある
金利上昇金利が上がるほど有利になる金利が上がると相対的に不利になる
決め方少額から何度でもできる。今回は半分だけ、でよい積立額はいつでも変えられる。止めることもできる
インフレ借金の額は物価が上がっても増えない。早く返すほど、この性質を手放すことになる株式などは物価の上昇に応じて値上がりしやすい(保証はない)
差はどこから生まれたか
万一の場合(団体信用生命保険)
年ごとの推移
金額の単位:万円(1万円未満は四捨五入)/「差」は 投資 − 繰上返済(+なら投資が多い)